Boot CampでSSD内にWindows 7(64bit版)をインストールしました。操作感をMac OSライクにしたいので色々と試してみました。追々書き足していきたいと思います。
Contents
KeySwapでキーマップを変更
KeySwapを使えば常駐ソフトなしでキーマップを変更できます。私は、MacBook Airのキーボード(JIS配列)のcontrolボタンをcommand(⌘)ボタンとして使っているので、WindowsでもCaps Lockの位置をCTRLキーに変更しました。
「英数」キーと「かな」キーによるIMEのオン/オフ切替え
Windows 7上では、Macの「英数」キーは「無変換」に、「かな」キーは「ひらがな」に割り当てられています。Google日本語入力のキー設定で、定義済みのキーマップからATOKの設定をインポートし、次のように割り当てキーとコマンドを変更します。
DirectInput Hiragana IMEOn DirectInput Muhenkan IMEOff
AutoHotKeyによるマウスとキーボード操作のカスタマイズ
AutoHotKeyを使って、マウスとキーボードの操作をMacライクにしてみました。
Magic Mouseのスクロール方向を上下反転させる
Windowsではマウスのホイールを上に動かすと画面は下にスクロールし、ホイールを下に動かすと画面は上にスクロールしますが、Mac OSでは(Lionから)この動きが逆です。つまり、ホイールを下に動かすと画面は下にスクロールし、上に動かすと上にスクロールします。Windowsのコンパネではこのようなマウスの動きは設定できません。そこでAutoHotKeyを次のように設定して、ホイールの動きと画面スクロール方向を反転させます。
; MagicMouse Wheeling WheelUp:: Send {WheelDown} Return WheelDown:: Send {WheelUp} Return
ついでに左右も反転させます。
WheelLeft:: Send {WheelRight} Return WheelRight:: Send {WheelLeft} Return
CTRL+Qでソフトを終了する
; make CTRL+Q close the current window ^Q::WinClose,A
CTRL+Mでウィンドウを最小化する
; make CTRL+M minimize the current window ^M::WinMinimize,A
Alfredの機能を再現
Macで愛用しているAlfredの機能をWindows上で再現してみたくなったので以下を試してみました。
ランチャー機能
Google Quick Search Boxを使いたかったのですが、Windows版の開発は停止されてしまったようです。そこでLaunchyを使うことにしました。Hot KeyにWin+Spaceを割り当てたかったのですがWindowsで予約されているため(デスクトップ表示)AutoHotKeyでWin+SpaceをWin+Jに変換することにしました。
; make Win+Space Win+J #Space::#j
クリップボード履歴
Windowsで愛用していたペースターを再び使っています。
オマケ:Bluetoothドライバのアップデート
いくつかのBluetooth機器(LBT-AR300とCreative T12 Wireless)がWindows 7でうまく認識されなかったので、Apple Support Communitiesのやり取りを参考にしてドライバをアップデートしました。無事に認識してくれました。
ここまでを終えて
Windows 7の操作感がかなりMac OSに近づいて快適になりました。⇣こんな気分です。
BootCamp上のWindows 7の操作感、カスタマイズを重ねてどんどんMac OS Xライクになって快適になってきた。もうMac OS X起動しなくてもいいくらいだ。
— Syuhei KIMURA (@syuhei) August 5, 2012