Sleipnir → Firefox移行メモ

Firefox 3.5がリリースされたのを機に、メインで使うブラウザをSleipnirからFirefoxに切り替えることにしました。その移行に関する覚え書きです。

Sleipnirの何が不満だったのか

私は足かけ5年以上、Sleipnirのユーザーでした。自分なりにカスタマイズして使ってきたSleipnirは私の手によく馴染んだ「道具」でした。そんなSleipnirに対して最近次のような不満が出てきました。そしてその不満はFirefoxに対しては起こらないものでした。

動作が重い

以前から、複数のページを読み込んだり動画サイトをSleipnirで開いたりするとすぐにCPU占有率が急上昇して動作が重くなる現象に困っていました。その原因がSleipnirにあるのかどうかはわかりません。もしかしたら改善する方法があるのかもしれません。しかし、Firefoxでは(現在のところ)この不満がほとんどありません。ブラウジングが実にスムーズなのです。乗り換えを決意した最大の原因と言えます。

異常終了する頻度が多い

これは、たくさんタブを開いて作業をしているときには致命的です。Sleipnirには異常終了後の再起動時にタブを復元する機能がありますが、作業リズムを狂わされる異常終了はとても困ります。原因はわかりませんが最近その頻度が多くなってきました。Firefoxでも異常終了は起こり得ると思いますが、今のところほとんど経験していません。この点は今後も注意を払う必要があります。

Sleipnirの機能をFirefoxで再現する

Sleipnirで使えていた機能をFirefoxでも使えるようにするため、アドオンなどを導入して工夫しました。

タブの動作について

Firefoxはタブの挙動についてデフォルトではSleipnirほど融通がききません。そこで、タブカスタマイズ用アドオンの定番・Tab Mix Plusの出番なのですが、正式版はまだFirefox 3.5に対応していませんので、開発版(0.3.7.4pre.090516.xpi)を入手しました。今のところ動作に問題はないようです。

キーカスタマイズについて

Sleipnirではタブ切替にF2/F3を使っていました。Firefoxでも同じ動作を実現するためkeyconfigアドオンを導入しました。新しいキーとして以下のものを追加します。

gBrowser.mTabContainer.advanceSelectedTab(1, true); // タブ 次のタブ
gBrowser.mTabContainer.advanceSelectedTab(-1, true); // タブ 前のタブ

Greasemonkeyの導入

SleipnirのSeaHorseに相当するのがGreasemonkey(機械工の意)です。Webページの表示などをユーザーサイドで書き換えてしまう便利なスクリプトがたくさん公開されています。

その他の便利なアドオン

任意のエディタでテキストエリアを編集

Sleipnirで愛用していたAreaEditorに代わるアドオンとして、It’s All Text!が便利です。

2ちゃんねる閲覧用アドオン

bbs2chreaderは専用ブラウザのように2ちゃんねるのページを表示してくれるアドオンです。Firefox 3.5には後継バージョンのChaikaを使います。

Firefoxを素早く再起動

QuickRestartを入れるとメニューバーの「ファイル」に「Firefoxを再始動」するという項目が表れます。

オートアンカー作成機能

オートアンカーFx(Firefox版)はブログ更新に便利なオートアンカー作成機能を提供してくれます。

ソースを任意のエディタで開く

ViewSourceWithで一発でした。

アドオンを強制的に使う

Nightly Tester Toolsは、Firefoxのバージョンアップに未対応のアドオンを強制的に使えるようにするアドオン。

MHTを扱えるようにする

UnMHT Firefox 版はMHTファイルを表示・保存するための拡張です。

CTRL + Fで検索バーを表示/非表示切替

Hide Find Bar with Ctrl+Fを入れると、なぜかデフォルトではできないCTRL + Fによる検索バーの表示/非表示の切替ができるようになります。

DB最適化

Vacuum Places ImprovedはFirefoxのDB最適化をクリックひとつで実行できるようにしてくれます。

最適化を自動で行ってくれるSQLite Optimizerに入れ替えました。重いので消しました。

定期的にFirefoxのメモリを開放

AFOM PlusはFirefoxのメモリを定期的に開放し、長時間のブラウジングで動作が遅くなるのを防ぎます。削除されたようです。

Cache Statusに入れ替えました。これも重いので削除しました。

Evernoteへの投稿を簡単に

Evernote Web ClipperEvernoteへの投稿を簡単に行うことができます。

ブックマークの同期

Xmarks Bookmark and Password Syncは、アカウントを作成することで他のブラウザやiPhoneなどとブックマークを同期してくれます。

プロキシを簡単に切り替える

Multiproxy Switchを使うと複数のプロキシを簡単に切り替えることができます。

その他の設定

アドレスバーに入力した文字をGoogle検索する

Firefoxには、アドレスバー(ロケーションバー)に入力された検索キーワードに基づいて最適と思われるサイトを自動的に表示するスマートキーワードなる機能があります。便利な機能なのですが、私は常にGoogleの検索結果を表示させたいので、詳細設定(アドレスバーにabout:configと入力)のkeyword.URLの値を次のように変更しています。

デフォ:http://www.google.co.jp/search?ie=UTF-8&oe=UTF-8&sourceid=navclient&gfns=1&q=

変更後:http://www.google.com/search?num=50&q=

ダウンロードマネージャの完了通知ポップアップを無効にする

about:configからbrowser.download.manager.showAlertOnCompleteをfalseにします。

検索バーを消す

userChrome.css(C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default\chrome\)に次の設定を追加。

/*
* 検索バー非表示
*/
#searchbar{visibility: collapse;}

Googleデスクトップのサイドバーからの検索結果をFirefoxに表示させる

標準ブラウザをFirefoxに指定してもGoogleデスクトップのサイドバーから検索した結果がSleipnirで表示されてしまいました。困っていたのですがSetBrowserというソフトを使ったら一発で切り替わりました。

参考にしたサイト

上記を終えての感想(2009/7/2追記)

Firefoxの挙動をかなりSleipnirに近づけることができました。ものすごく快適です。

乗り換えて2ヶ月経過した感想(2009/9/17追記)

アドオンや改造を重ねて(上記)、完全に乗り換えが完了しました。もう当分他のブラウザに乗り換えることはないでしょう。もっと早くに乗り換えておけばよかったかなぁというのが正直な感想です。

Evernote Web Clipper

Sleipnir → Firefox移行メモ」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: papiko WP - Firefoxカスタマイズ覚え書き

  2. ピンバック: Firefox – Vol.1 – Sleipnir移行、基本ソフトetc.編

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